鼻水・くしゃみが止まんない!しんどい鼻炎に対処する方法ってない?

鼻水・くしゃみが止まんない!しんどい鼻炎に対処する方法ってない?



特に風邪をひいているわけでもないのに、鼻水が出たり鼻が詰まったりすることはありませんか?

もしかしたらそれは「鼻炎」の一種かもしれません。


これ、つらいですよね。



なんか息苦しいし頭も働かないし。



この記事では、鼻炎にまつわる様々な対処法をご紹介したいと思います。





そもそも鼻炎とは?


鼻炎とは、くしゃみや鼻水、鼻づまり等の症状を起こす「鼻の疾患」のことです。


ウイルスやアレルギーの原因物質(花粉やダニ、ホコリなど)などの異物が体内に入ると、体はこれらの物質を排除しようとします。



この働きにより、鼻粘膜の知覚神経が刺激されてくしゃみが出ます。




このように、鼻粘膜が炎症を起こし、くしゃみや鼻水となるのが「鼻炎」の正体なのです。

鼻炎には、風邪の症状として現れる急性鼻炎と、アレルギーによって現れるアレルギー性鼻炎があります。





急性鼻炎の症状と効果的な薬



急性鼻炎の症状

急性鼻炎とは、風邪ウィルスが原因のいわゆる「鼻風邪」のことです。主な症状は


鼻水

鼻づまり

くしゃみ


頭痛

せき

微熱

などがあります。






急性鼻炎を和らげる薬

風邪ウィルスに効く特効薬は存在しないので、急性鼻炎は症状を和らげることで治療していきます。


風邪薬を選ぶときは、


ヒスタミン作用

抗コリン作用

などの成分が配合されているものを選びましょう。






特に鼻づまりがひどい場合は




ナファゾリン塩酸塩・オキシメタゾリン塩酸塩の点鼻薬
プソイドエフェドリンの内服薬


がオススメです。鼻粘膜の血管を収縮させ、鼻腔を広げて鼻の通りを良くします。




アレルギー性鼻炎の症状と効果的な薬


アレルギー性鼻炎の症状



アレルギー性鼻炎とは、風邪をひいていないのに、くしゃみ・鼻水・鼻づまりを起こす鼻の疾患のことです。主な原因として花粉やハウスダスト(ダニ・ホコリ)、カビやペットの毛などが挙げられます。



具体的な症状は

1日に何度もくしゃみが出る

鼻の中がむずむすしたり痛くなる

粘り気のない透明な鼻水がたくさん出る

鼻の粘膜が腫れて鼻づまりが起こる
などです。


アレルギー性鼻炎を和らげる薬


抗ヒスタミン剤


即効性があり、ひどいくしゃみや鼻水に効果を発揮します。ただし副作用として眠気が出てしまうこともあるので、車の運転前や機械を操作する前の服用は控えましょう。


抗ヒスタミン剤には、第一世代と第二世代のものがあり、第二世代の方は眠くなりにくいと言われています。





・抗アレルギー剤


くしゃみ、鼻水、鼻づまりに効き、眠気を誘わないのが特徴です。しかし効きが少し遅く、約2週間後に効果が発揮されます。



現在多くの種類があり、経口薬以外にも、比較的症状が軽い人向けに点鼻薬もあります。

予防薬として使われることもあります。





ステロイド点鼻薬

鼻粘膜の浮腫を抑え、くしゃみ、鼻水、鼻づまりに効果を示します。


鼻内に噴霧するので、副作用もほとんど問題ないと言われています。



また、内服薬との併用も出来るため、花粉症の症状がひどい方は併用をオススメします。







・血管収縮点鼻薬


血管を収縮させ鼻づまりをなくす薬です。


ただし、長期間使用するとかえって鼻づまりがひどくなる場合があるので、使用は短期間に留めるようにしましょう。



色々な種類のお薬がありますがやはり実際、お店にいかれて自分の症状を説明して作用、副作用としっかり理解してからの購入がいいかと思います。



鼻炎を防ぐための方法


花粉が原因の場合


花粉は、風が強く、晴天で空気が乾燥した日や、雨や雪の降った翌日で天気の良い日などに多く飛びます。


花粉症の場合は、なるべく外出しないことがベストですが、このような日に外出する場合は必ずメガネやマスクを着用しましょう。



帰宅時には、玄関先で服や髪の毛に付いた花粉を払い落とし、部屋に入るようにします。

帰宅後は、すぐにうがい・手洗いをすることを心がけることが大事です。

洗濯物や布団の取り込みは、花粉をよく落としてから部屋に入れるのが基本です。



ハウスダストは換気で対策!


冬は窓を閉め切って暖房をつけることが多いので、ダニやホコリが常に部屋の中を飛び回っている状態になります。


そのため、ハウスダストによる鼻炎の症状が強く出ることがあります。

寒くても定期的に換気をして、部屋の空気を入れ換えすることが鼻炎の防止につながります。


冬場の空気の乾燥も症状を悪化させる要因となります。


外出をする際にはマスクをするなどして鼻や喉の保湿を行いましょう。




たばこの煙を吸わないようにする


たばこの煙は鼻の粘膜を刺激するので、アレルギー性鼻炎を悪化させる原因になります。

鼻炎持ちの人はなるべくたばこを控え、家族の方にも協力してもらいましょう。


ペットのシャンプーやブラッシングはこまめに


ペットの毛やフケはアレルギーの原因物質になります。

自宅でペットを飼っている方は、部屋の掃除をこまめに行い、ペットのシャンプーやブラッシングも念入りに行うようにしましょう。



症状がひどい場合は、屋外で飼うことを検討する必要もあります。


睡眠不足・運動不足を防ぐことも重要


鼻炎の原因には、花粉やハウスダストといった外的要因以外にも、睡眠不足や運動不足からくる免疫力低下によって引き起こされることもあります。


生活習慣や食事の内容を改善することや、適度に運動することも鼻炎の改善につながるので、薬の使用と併せて意識してみましょう。


アレルギー性鼻炎は、生活様式や食事の内容、運動などによって症状が改善できる場合が多く、薬に頼らなくても予防することができます。



適度な運動は自律神経のバランスを整える効果があるし健康にもつながるので
オススメです。


鼻炎で悩んでいる方は、普段から少しずつ生活習慣を改善していくことを心がけて、上手に対処していくことがいいように思います。

目がかゆいのは花粉症ではなく。。。。

目がかゆいのは花粉症ではなく。。。。





こんにちは、暖かくなってきてだんだん気持ちの良い気候になってきました。


なんですが、とっても目がかゆい。


寝起きに目ヤニがたくさん出てる。花粉症だとおもってたけどこの感じどうも違うみたい。


実は花粉症ではなく、結膜炎かも。



目が赤くなったときに、その原因が花粉症なのか結膜炎なのかを見分ける方法、そして不快感を少しでも和らげる方法をご紹介します。




花粉症と結膜炎の違いは




結膜炎は、まぶたの内側と白目をおおっている粘膜である“結膜”が、細菌やアレルゲン(アレルギーを引き起こす物質)に刺激されて起こる目の病気です。




不快感、目の腫れ、赤目、分泌物などの症状が現れますが、原因によって次の3タイプに分かれます。









ウイルス性結膜炎




いちばんよくあるタイプで、名前からおわかりでしょうが、ウイルスに感染して発症します(たいていは風邪と同じウイルス)。








アメリカ眼科学会(AAO)によると、とても伝染しやすく、症状は焼けるような感覚、赤目、水っぽい分泌物など。







細菌性結膜炎





ウイルス性結膜炎と同じく、細菌性結膜炎もうつりやすく、違いはウイルスではなく細菌(扁桃炎を起こすタイプのような)に感染して起こる点。






目の痛みや目ヤニの症状も出ます。





アレルギー性結膜炎


ほとんど知られていませんが、花粉症による目の症状は、実はもうひとつのタイプの結膜炎なのです。



目のかゆみ、涙目、腫れといった症状が多く見られます。




ほかの2タイプとは違って、アレルギー性結膜炎はうつりません。




どのタイプの結膜炎か知るには?





たいていは、症状が手がかりです。




アレルギー性結膜炎は、痛みや焼けるような感覚よりも、かゆみを感じる傾向があります。

普通はアレルゲンに接触して数分から数時間後とすぐに症状が現れ、両目に同時に症状が出ます。


ウイルス性と細菌性の結膜炎は片方の目から始まることが多く、数日後にもう片方が感染します。




握手した、感染している人と同じタオルを使ったなど、接触により伝染しますが、すぐには気づきません。症状が現れるまでに7~10日かかるそうです。





結膜炎の治療


タイプによります。




絶対にアレルギー性だとわかるなら、いつものアレルギー薬(抗ヒスタミン薬、アレルギー用目薬など)や家庭療法で症状を抑えればよいでしょう。

でもどのタイプかわからない場合は、医師に診てもらいましょう。



ウイルス性か細菌性の伝染するタイプかどうか確認できますし、細菌性であれば、早く治すための抗菌目薬も処方してもらえます。



ウイルス性の場合、アメリ疾病対策センター(CDC)によると、効く薬がほとんどありませんから、自然に治るまで1~2週間待たなければならないようです。




症状が悪化したら、医師に相談して。





CDCによると、目の痛み、目がかすむ、光がまぶしく感じる、充血がひどい、そのほか抗菌薬でも症状がよくならないといった場合です。免疫力が弱くなる病気がある人も、医師の診察を受けましょう。








結膜炎の家庭療法は?





治療薬を使っているかどうかにかかわらず、不快感を少しでも減らすために自宅でできる方法があります。


ちょっと気持ちの悪い目ヤニは? つまみ取るよりも、おすすめの方法は、湿らせた布にベビーシャンプーを1滴たらし、優しくまぶたを拭き取ってから温水ですすぐというもの。




それから、ウイルス性か細菌性の結膜炎の場合は、伝染しないように気をつけましょう。片方の目だけに症状が出ているなら、感染している方の目には別の布やタオルを使うようにします。


そして、もちろんなるべく手で目に触らないようにして、頻繁に手を洗うことです。







やはり、日頃からの手洗いをめんどくさがらずに実行することがアレルギーに対してもウイルスにたいしても有効なようです。



薄毛対策|今日からできる薄毛の改善に効果的な方法はありますか?

薄毛対策|今日からできる薄毛の改善に効果的な方法とは?


はげ、それはもっとも多い悩みの一つです。



みたいなyoutubeの広告がyoutube開くたび再生されます。




あまりいわないで欲しいな。。。。て気持ちになりませんか?



かといって、すぐ治療に行きますというのもお金かかるしつらいですよね。




薄毛が目立ってきて「何か対策をしなければ!」と思っても、



「具体的に、何をすればいいの?」



「薄毛対策をすれば本当に髪の毛は生えるの?」




など、薄毛対策について何が正しい情報なのか、分からないことが多いですよね。





そこで、この記事では、




本当に効果のある薄毛対策をまとめました。




ご紹介する対策は、今日からすぐに始められるものばかりですので、あなたの薄毛を改善するために、ぜひ参考にしてください。


1. 薄毛対策で本当に髪は生えるの?


• 「薄毛の進行は諦めるしかない」


「ネットでいわれている薄毛対策は効果がない」

など、薄毛対策については否定的な意見もありますが、薄毛の原因にアプローチする効果的な対策を行えば、

しっかり薄毛を予防・改善することができます。




そもそも薄毛が進行する原因は、




• 生活習慣の乱れ




• 頭皮環境の悪化



などによって、「ヘアサイクル(毛が生え変わる周期)」が乱れることで起こります。



そのため、生活習慣の乱れや頭皮環境を改善して、ヘアサイクルを正常に戻すことで、薄毛の進行を抑えることができるのです。




薄毛対策はいつから始めるのがベスト?


薄毛は放っておくとどんどん進行してしまうため、今日からでも対策を始めることが大切です。






どれか一つでも始めれば効果を実感できるはずなので、まずはあなたが実践できそうなことから始めてみましょう。




2. 今日からできる薄毛対策7選





• 今回ご紹介する薄毛対策は、「生活習慣の改善」や「シャンプーの仕方の見直し」など、あなたが聞いたことのあるようなものばかりだと思います。




しかし、当たり前の薄毛対策をコツコツ行うことが、ヘアサイクルを正常に戻して薄毛を改善するのにとても大切なのです。




日本皮膚科学会ガイドライン2017年版を踏まえ、以下でご紹介する7つの薄毛対策は、今日から実践できることばかりですので、ぜひ参考にしてくださいね。







今日からできる薄毛対策7選



① 食生活を見直す

② 質の高い睡眠をとる

③ お酒やタバコを控える

④ ストレスを溜めない

⑤ 正しいシャンプーを行う


頭皮マッサージをする


育毛剤を使う





それでは、以下で順にご紹介します。




2-1. 食生活を見直す



• 薄毛は、髪の毛の主成分であるタンパク質が不足することで進行します。

そのため、タンパク質を作るのに欠かせない「ビタミン」や「亜鉛」などが多く含まれる食べ物を摂ること

で、薄毛を改善する効果があります。





薄毛対策に効果的な食べ物



• タンパク質…毛そのものの成長に必要な栄養
⇒肉・魚・卵・大豆・乳製品 など





• ビタミン…血流を促進させ頭皮環境を整える
⇒野菜・豚肉・レバー・大豆 など





亜鉛…髪を作る基本となる栄養
⇒レバー・カキ・魚介類 など
一方で、




• 糖分…皮脂が過剰に分泌され、頭皮環境の悪化につながる

⇒チョコレート、ケーキ など





• 塩分・脂肪分…頭皮の血流を悪化させる



⇒スナック菓子、ファストフード など



といった食べ物は、なるべく控えるようにしましょう。




食事をする時間帯も重要




髪の毛の成長を促すホルモンは、午後10時~午前2時のあいだに多く分泌されるため、特に夜遅い時間に食べる場合は要注意です。




この時間帯に食事をすると、消化を助けるため血流がお腹に集中し、頭皮に栄養が行きづらくなってしまいます。






食べ物の種類はもちろん、食べる時間も含めた食生活の見直しを行いましょう。


2-2. 質の高い睡眠をとる




• 髪の成長に欠かせない成長ホルモンは、深い眠りについた睡眠中に分泌されます。



そのため、深い眠りにつきやすい「質の高い睡眠」をとることで、成長ホルモンの分泌を促して薄毛を改善することができます。




質の高い睡眠をとる方法


• 午後10時~午前2時を含む6時間程度の睡眠時間を確保する


⇒午後10時~午前2時までが、最も成長ホルモンの分泌量が多い


• 就寝前に落ち着いた雰囲気の音楽を聴いて、リラックスする



⇒リラックスすることで副交感神経が優位に働き、深い眠りにつきやすくなる


ただ、なかなか夜10時に寝るのが難しい方は、はじめのうちは時間帯にこだわるよりも「6時間程度の睡眠」


を確保することをおすすめします。


また、寝る直前にスマホなどから出るブルーライトを浴びてしまうと、深い眠りにつきにくく、睡眠不足になってしまいます。



睡眠不足を解消するためにも、寝る直前のスマホ操作は控えるように心がけましょう。




交感神経と副交感神経のカンケイ




体の機能を調節する自律神経には、
• 交感神経



⇒緊張時や興奮時に活発になり、昼間に優位になりやすい

• 副交感神経


⇒リラックス時や休息時に活発になり、夜間に優位になりやすい
の2種類があり、睡眠時にリラックスして副交感神経が優位になることで、質の高い睡眠をとることができます。




2-3. お酒やタバコを控える


• お酒やタバコは、体に負担をかけるだけでなく、


• 髪の毛に栄養が行きづらくなる


• 頭皮の血行が悪化する




など、髪の成長にも影響するため、お酒やタバコを少し控えるだけでも、薄毛対策には効果的です。



お酒やタバコを控える薄毛対策



• お酒:週1~2日は休肝日を作る



⇒お酒を飲みすぎると、アルコールを体内で分解する際に、髪に必要な栄養まで一緒に分解されてしまう




• タバコ:禁煙もしくは減煙をする


⇒ニコチンを過剰に摂取すると、血管が収縮して血流が悪化し、薄毛を進行させてしまう


お酒とタバコを完全に絶つ「禁酒+禁煙」が薄毛改善に効果的ですが、まずは少しずつ量を減らすようにして


みましょう。



2-4. ストレスを溜めない



• 多少のストレスは身体にいいといわれていますが、過剰にストレスを溜め込んでしまうと、


• 血流が滞ることによって、頭皮環境が悪化する


• 栄養不足によって、毛が成長しないまま抜け落ちる

というように、薄毛が進行してしまいます。




ストレスを適度に発散する方法


• 趣味に打ち込む時間を作る


• 仲のいい友達に会う


有酸素運動(特にウォーキング)





このように、適度にストレスを発散して意識的にリラックスできる状態を作ることによって、薄毛を予防・改善することができます。




2-5. 正しいシャンプーを行う
• 薄毛は、フケやベタつきなどの頭皮トラブルによっても進行してしまいます。



そこで、シャンプーを正しく行うことで、フケやベタつきを防いで頭皮を健康な状態に保ち、髪が育ちやすい環境を整えることができます。




正しいシャンプーの方法



① シャンプー前に髪全体をお湯で洗い流す
 ⇒髪についた軽い汚れやほこりを落とすことができる


② シャンプーを手に取り水を足して泡立てる
 ⇒頭皮で泡立てると、頭皮の負担になってしまう


③ 泡立てたシャンプーで指の腹を使って洗う
 ⇒爪を立てて洗うと頭皮に傷が付きやすい


④ 根元から洗い流す
 ⇒前頭部は髪をかき上げて、後頭部は頭を下げながら洗うとすすぎ残しがない




また、「頭皮」を意識して洗うことで、毛穴に詰まった汚れや皮脂を押し出すことができます。



リンスやコンディショナーは使ったほうが良いの?

シャンプー後のキシみが気になる人は、リンスやコンディショナーも併用しましょう。




ただ、コンディショナーが頭皮に残っていると頭皮トラブルの原因となるため、しっかりと洗い流してください。









また、これらは髪に栄養を届けることが目的なので、頭皮につけずにダメージが気になる毛先を中心に使用すると、すすぎ残しを減らせるのでおすすめです。




2-6. 頭皮マッサージをする


• シャンプーと合わせて頭皮マッサージをすることで、


• 頭皮が刺激され、血行促進につながる


• シャンプーの成分が頭皮の奥まで浸透しやすくなる

といった効果があります。



効果的な頭皮マッサージの方法


• シャンプーをしたあと、すぐに行う


• 後頭部→耳の後ろ→側頭部→頭頂部→前頭部の順でマッサージする


• 指の腹を使ってやさしく揉みこみ、頭皮の血行を良くするイメージで行う


また、ツメを立てて強くマッサージをしてしまうと頭皮を傷つけてしまう恐れがあるので、指の腹でやさしく揉み込むように行いましょう。




なかなか見た目の改善が実感しにくいですが、毛の変化が見えてくるのは早い人でも3ヶ月かかるため、毎日継続的に行いましょう。


2-7. 育毛剤を使う


• ここまでご紹介した薄毛対策だけでも十分効果が期待できますが、より高い効果を出したい方は、「育毛剤」の使用もおすすめです。



育毛剤に含まれる成分には、

• 抜け毛を防ぐ

• 毛を太く育てる

• 頭皮環境を整える
といった働きがあるため、高い薄毛改善の効果が期待できます。



3. 薄毛対策にまつわるウソ・ホント
ここからは、日本皮膚科学会ガイドライン2017年版を踏まえ、薄毛対策にまつわるウソ・ホントを徹底検証します。

Q1. ワックスなどを使うとハゲるってホント?

Q2. 筋トレや自慰行為で薄毛になるってホント?

Q3. 過度なダイエットで薄毛になるってホント?

Q4. ワカメを食べると髪が増えるってホント?

Q5. 豆乳を飲むと薄毛にいいってホント?


Q6. 帽子やヘルメットをかぶっていると薄毛になりやすいってホント?

気になるものから、チェックしてみてくださいね。
Q1. ワックスなどを使うとハゲるってホント?


• A.【ウソ!】 ワックスなどのスタイリング剤が、薄毛の直接的な原因になることはありません。
このような噂があるのは、ヘアワックスに含まれている「界面活性剤」が、髪の毛を作るタンパク質を奪い、毛が次第に細くなっていくといわれているため。




しかし、「界面活性剤」によって髪が細くなることはありません。
ただ、長時間ワックスをつけたまま放置すると、頭皮環境を悪化させてしまい、結果的に薄毛に繋がる恐れがあります。



ワックスをつけた髪は、その日のうちにしっかりとシャンプーで洗い落とすようにしましょう。


Q2. 筋トレや自慰行為で薄毛になるってホント?

• A.【ウソ!】 筋トレや自慰行為で薄毛が進行するという話はよく聞きますが、薄毛とは直接関係はありません。


こういった噂があるのは、「筋トレをしたりすることで男性ホルモンが増える=薄毛の原因になる」と思われているからです。




たしかに、筋トレなどを行うと男性ホルモンが増えますが、


• 筋トレなどで増える男性ホルモン


• 薄毛の原因である男性ホルモン
の2つは全く別のもの。


そのため、筋トレなどの行為と薄毛の進行は関係ないので、問題ありません。
※ 自慰行為によって「男性ホルモン」が増減するという研究結果はありません。

「男性ホルモン」の種類



男性ホルモンには、


①筋肉や体毛など男性らしい体を作るもの


②抜け毛や精力減退など男性にとって厄介なもの
といった種類があり、育毛剤などで②の男性ホルモンの分泌を食い止めるだけでも、薄毛が改善されやすくなります。
Q3. 過度なダイエットで薄毛になるってホント?


• A.【ホント!】 ただし、ダイエット自体が問題というわけではなく、あくまで過度なダイエットが薄毛の進行を招くことがあるということです。

行き過ぎた食事制限など過度なダイエットをすると、摂取カロリーが抑えられて栄養不足になります。
また、食べたいものを我慢することでストレスも溜まってしまいます。



その結果、髪に栄養が行き渡らず頭皮環境も悪化してしまうのです。


そのため、ダイエットする場合は絶食や極端な食事制限は避け、適度な運動によってストレス発散をし、バランスの良い食事を心がけましょう。


Q4. ワカメを食べると髪が増えるってホント?
• A.【ウソ!】 海藻類を食べることで髪の毛が増えることはありません。



ワカメなどの海藻類を食べると髪が伸びるイメージがありますが、海藻類を食べても、髪の毛が生えたり伸びたりすることはありません。


たしかに、海藻類には毛の成長に欠かせないミネラルが豊富に含まれていますが、そこから摂取できるのはごく微量で、頭皮への栄養に回る分もわずか。




亜鉛やカルシウムなどのミネラルを効率よく摂取するには、サプリメントから摂ることをおすすめします。
Q5. 豆乳を飲むと薄毛にいいってホント?


• A.【ホント!】 豆乳には、薄毛の原因である男性ホルモンの量を抑える働きがあります。
豆乳に含まれる「イソフラボン」は、女性ホルモンに近い性質をもっており、薄毛の原因である男性ホルモンの量を抑える働きがあります。


また、豆乳には、調整豆乳と無調整豆乳がありますが、成分量やカロリーにほとんど違いはないので、飲みやすいほうの豆乳を飲みましょう。




目安として、1日1パック(200ml)がおすすめです。



Q6. 帽子やヘルメットをかぶっていると薄毛になりやすいってホント?

• A.【ウソ!】 帽子やヘルメットをかぶることが直接薄毛の原因になることはありません。
ただ、帽子などをかぶると頭皮が蒸れやすくなり、細菌が繁殖して頭皮環境が悪化する可能性はあります。



適度に脱いで換気して汗を発散させたり、毎日シャンプーをしていれば問題はありません。
また、ヘルメットを日常的にかぶるようなお仕事の方は、たまにヘルメットを外して頭皮マッサージをするこ
とをおすすめします。




4. まとめ


いかがでしたか? ここまで、薄毛対策の具体的な方法をご紹介してきました。


最後に、7つの薄毛対策をまとめておきます。




今日からできる薄毛対策7選


① 食生活を見直す


② 質の高い睡眠をとる


③ お酒やタバコを控える


④ ストレスを溜めない


⑤ 正しいシャンプーを行う


頭皮マッサージをする



育毛剤を使う


心当たりが多い人がたくさんいるかとおもいます。 



私もその一人です。






薄毛だけでなくほかにも効果のありそうな話なので取り入れてみたいともいます。

筋トレを継続するメリットとは?

筋トレを継続するメリットとは?


筋トレは筋肉を大きくしたい人、もてたい人だけがするものと思っていませんか?


私たちは、筋トレをすることで体のなかからエネルギーを作りだしており、それによっ


て生まれる嬉しい効果がたくさんあります。続けたくなるようなさまざまなメリットをご
紹介します。




基礎代謝の向上




筋トレを継続すると筋肉量が増えます。そして、それにともなって向上するのが基礎代謝量です。

じっとしていたり眠っているときなども、体内では生命活動を維持するために必要な心拍・呼吸・体温維持などが行われています。


基礎代謝はこの活動で消費される必要最低限のエネルギーのことです。



筋肉量を増加させ体の中で熱を生み出す力が強くなると、体内のエネルギーがより多く消費されていくため、痩せやすく、太りにくい体を作ることにつながります。



冷え性やコリも改善



体の冷えやコリなどの原因として血流が滞っていることがあげられます。

筋トレで継続的に筋肉を動かすことで毛細血管が発達し、全身の血行が良くなり体がポカポカしてくる感覚を得られます。



体のすみずみまで血液が運ばれるようになると、それまで冷えていた部分もあたたまり、固まっていた部分も動きやすくなります。




成長ホルモンの分泌をサポート




体内の代謝を促す成長ホルモンも筋トレによって分泌させることができます。



成長ホルモンは体の細胞を合成促進し、骨や筋肉を作るだけではなく、脳の疲労回復や病気への抵抗力をつけることにも役立ちます。



発育時に自然に起こる成長ホルモンの分泌は、加齢とともに徐々に減っていき、高齢者になるとほとんど消失します。



しかし筋肉に直接刺激を与える筋トレを行うと、年代を問わず筋肉修復のために成長ホルモンの分泌が増大するのです。


また、睡眠中にも成長ホルモンは分泌されています。



睡眠時最初のノンレム睡眠(30分後~2時間ほど)は成長ホルモンが一番分泌される時間帯とされ、このときの眠りが深いほど、体の組織が修復・回復されやすくなります。



ボディメイクにつなげる



筋トレといえば高重量というイメージを持つ方も多いですが、低~中重量で回数を重ねるトレーニングには脂肪燃焼効果を得られるというメリットもあります。




減量のためにまず筋トレを勧められることも多くあります。


まず体の中で熱を作るための筋肉をつけた状態で、筋肉に酸素を取り込んで脂肪を燃焼させる有酸素運動を組み合わせることで、より効率的に減量することが可能になります。

筋肉をつける段階で分泌される成長ホルモンは、体脂肪の合成を防止し、すでについている脂肪組織の分解を促進する効果が期待できます。


筋トレを習慣化し、成長ホルモンの分泌を促進することで、脂肪燃焼と筋肉をつけるという両面からボディメイクにつなげることができます。




QOLの向上



加齢による代謝の衰えは、筋肉量の低下及び筋力の衰えと直結し、QOL(Quality Of Life:生活の質)に大きな影響を与えます。

太腿前の大腿四頭筋・お尻の大臀筋・腹筋群・背筋群といった大きな筋肉は、立ったり歩いたりするために必要ですが、一番加齢の影響を受けやすい部分といわれています。



この部分を鍛えずにいると、サルコペニア(加齢に伴う筋委縮)が発生し日常生活に不自由が生まれてくることがあります。

筋肉は何歳からでも鍛えることが可能です。


レーニングに必要な強度とその効果には個人差がありますが、筋トレをつづけることでサルコペニアの進行を約3分の1程度に抑えることができるといわれています。




平均寿命が延びてきた昨今、QOLを維持・向上させるためにも筋肉量を減らさないことは大切です。姿勢の維持や、立位を楽に保つために必要な筋力のトレーニングは、行うべきといえるでしょう。



IL-6分泌促進


筋肉(骨格筋)の収縮は、代謝や筋機能の動きに関わるさまざまなサイトカイン(生理活性物質)の分泌にもつながります。そのなかのひとつ、IL-6は代謝を促すサイトカインとして注目されています。



IL-6の分泌器官として脂肪細胞と骨格筋の2種類がありますがその役割と経路は全く異なります。



代謝の促進



脂肪細胞から分泌されるIL-6は炎症を促進するのに対して、骨格筋から運動に血中に分泌されるIL-6は炎症を抑制し、骨格筋での脂肪分解、肝臓での糖代謝に関連することがわかってきました。



また骨格筋中にはIL-6を分泌するだけでなくIL-6を取り込む受容体も発生することから、全身の脂質・糖代謝を促進する作用も持ちます。




ストレスへの耐性が向上



メタボリックシンドロームの患者はストレスを原因とした脂肪細胞からの炎症反応が生じやすいといわれます。


定期的な運動によって筋肉を動かす時間を増やすと、活動時間の増加からIL-6の分泌を増やすことが期待できます。



また、ストレスによる交感神経の活動を減らすことにもつながります。



個人に合った運動を続け、IL-6の分泌を増やすことで炎症の原因となるストレスへの耐性を向上させ、また代謝促進の面からも健康な体へと働きかけていきます。




まとめ



目に見える筋肉の大きさだけではなく、身体の中で様々な影響をもたらしてくれる筋トレ。続けることでいつの間にか体の中が変わっていたら嬉しいですよね。



エネルギーを作りだしてくれる張りのある体を保ち、健康な生活を送りましょう。

血行不良対策には「ふくらはぎ」への刺激が効果的

血行不良対策には「ふくらはぎ」への刺激が効果的




肩こりや、むくみ、など誰もがもっている悩みですがそのほとんどは、血行、血流にあるといわれています。



血流が全てを解決するという本もでているくらいなので



どのようにすればそれが改善されるのか?


効果的なものはどんな運動がいいのか?


などをまとめていきたいと思います。



筋肉の奥深くまでもみほぐす必要がある



ふくらはぎは、「第二の心臓」と呼ばれ、非常に重要な働きをしています。



人間が直立二足歩行をするようになった結果、足先まで送り届けられた血液は、重力に逆らって心臓まで戻る
必要が生じました。



このため、足には血液が滞りがちになります。


ふくらはぎがポンプのような働きをして、たまった血液を心臓へ戻すことを助けるのです。




冷えや運動不足によって、ふくらはぎの筋肉がこわばるとポンプ機能が低下します。



心臓へ血液を戻す働きが弱まって全身の血液循環が悪くなり、さまざまな支障を来すのです。


そこで、ふくらはぎを上手に刺激してこわばりを解消することが必要になります。



ふくらはぎへの刺激によって、全身の血流がよくなると、高血圧の改善が期待できます。



ほかにも、肩や首のコリ、頭痛なども解消します。足腰の冷えやむくみの改善にも役立つでしょう。



さらに、全身の血流がよくなることによって、自律神経(意志とは無関係に働き、血管や内臓をコントロールしている神経)の働きが整います。




自律神経の乱れから生じる多くの不定愁訴が改善されるでしょう。



このように血流を改善させるには、ふくらはぎへの刺激が有効ですが、実際にきちんと効果的に行うことは、思ったよりも難しいものです。




ふくらはぎがこわばってかたくなり、血流が悪くなっている場合、筋肉の奥深くまで、もみほぐす必要があります。


筋肉の深部にあるコリをほぐさないかぎり、血流を大きく改善することはできないからです。
指の力でもみほぐすのは難しい




ところが、力の弱い女性や高齢のかたの場合、刺激をふくらはぎの深部にまで届かせることが難しいのです。



ふくらはぎに両手を添えて、指の力でもみほぐしても、なかなかうまくいきません。



どれだけ力を入れて押しても、ふくらはぎのこわばりは簡単に緩まないはずです。


手でふくらはぎをマッサージするのでは、血流を改善させるのは難しいかもしれません。


太い血管を効果的に刺激する運動がおすすめ


血行を促す二つのツボも刺激できる!



そこで、力を入れなくてもふくらはぎ深部にある、太い血管を効果的に刺激する方法として私が考案したのが「ひざ乗り押圧(おうあつ)」です。


そのやり方は、次のようなものです。


最初のうちは、トータルで5分くらい左右のふくらはぎを刺激するといいでしょう。



慣れてきたら、少しずつ時間を延ばしてください。理想は、片足10分ずつ、合計20分です。これを朝晩2回行ってください。




《ひざ乗り押圧のやり方》

❶四つんばいになります。




❷左足のひざを右足のふくらはぎに乗せます。




❸乗せている左足の重みだけを利用して、ひざのお皿をふくらはぎに押しつけ、その位置で上下に左ひざを動かします。このとき、無理に力を入れる必要はありません。これによって、「痛気持ちいい」刺激が与えられるはずです。




❹ひざを乗せる位置をかかとのほうへずらし、 ③と同じようにふくらはぎを3ヵ所ほど刺激しましょう。





❺同様のやり方で、左足のふくらはぎも刺激します。



血行を促すツボも刺激できる



実際に試してみるとわかりますが、足の重さを使った刺激は、手でふくらはぎを押しもみするのと違います。



はるかに強い、有効な刺激が与えられます。



東洋医学の観点からすると、ふくらはぎには、「承筋」や「承山」といったツボがあります。



承筋は、ふくらはぎのいちばん高い位置にあります。承山は、アキレス腱けんからふくらはぎに向かってさす
り上げていったときに、指が止まるふくらはぎの最下部に位置します。



承筋と承山は、ともに足がつったときの特効ツボとしてもよく知られていますが、血行を促すツボでもあるのです。



ですから、ふくらはぎを押すことによるツボ刺激の効果も見逃せません。




今回のひざ乗り押圧は、手で行うふくらはぎマッサージよりも、はるかに効率よく刺激を加えられるセルフケアです。





気持ちよくもあり効果も抜群なのでぜひ試してみてください。